動物丸(丸いポーチの小物入れ)作品一覧

丸い形は、欠けているところがなく完全な形という良い意味がありますので、物事丸くおさまりますように。
ひもには、「叶結び -かのうむすび- 」をしっかりと結び、よろず願い事がかないますように。
そんな願いを込めた作品です。

すべての作品にチャーム紐がついています。また、裏面には、開閉しやすいまっすぐファスナーを、ファスナーを開けた内側には、木綿生地をつけました。
なので、小さなものをちょこっと収納できるポーチです。
お出かけの時に、お守りやリップなどがはいります。ふわふわ芯入りなので、アクセサリーにも優しいです。

ねこ丸

猫 日本の十二支に猫はいませんが、ベトナムの十二支では、第4番目に数えられるのが猫だそうです。ということは、「卯」の替わりですね。

猫 ねこ・ネコは、ご存知のとおり気ままで温厚かと思えば、キラリと目を光らせ、サッとどこかへ行ってしまう、とても神秘性が高く、怪しい魅力を持っています。その魔力、いえいえ、魅力にあやかりましょう。
もし、難儀なことが起こったら化かしてひっくり返し、幸多くありますように。

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たつ丸・へび丸

「龍」「蛇」も古来から日本は、「神」あるいは「神の使い」として信仰があります。
水を司る神「龍」、土を司る神「蛇」。どちらも自然とともに暮らした日本ならではの大切な守護神ですね。
出雲の国では、神在月に龍蛇神講のお祭りが開催されるそうです。

辰 -たつ- 干支十二支のひとつ第5番目に数えられます。「辰」は「振るう」という文字に通じ、自然万物が振動し、草木が成長し活力が旺盛になる状態を表しているそうです。

龍 たつ・タツは、空想上の生き物で、全身は鱗に覆われ、体は大蛇似、4本脚、2本の角、牛のような耳、髭を持ち、爪は鷹のよう、その目は鬼の如くとされています。
多くは水中に棲みますが、天に昇れば雲を起こし雨を降らすと言われ、自然とともに暮らす日本では、実りをもたらす神の使いとして古くから親しまれています。そしてその姿から、力強さの象徴として身近な存在でありました。
もし、難儀なことが起こったら、さっと天に昇り、「龍の雲を得る如く」活躍して、幸多くありますように。

巳 -み- 干支十二支のひとつ第6番目に数えられます。巳は「已-い」=「止む」の意味をあり、草木の成長が極限に達した状態を表し、「み」の音から「実」に通じ、豊穣の意があるそうです。

蛇 へび・ヘビは、土に棲み、古くから神の使いとされています。蛇が脱皮をすることから、「復活・再生」を連想し、不老長寿や子孫繁栄につながる動物をされています。
もし、難儀なことが起こったらニョロっと回避、「脱皮」して、幸多くありますように。

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ひつじ丸

未 -ひつじ- 干支十二支のひとつ第8番目に数えられます。
未は「暗い」意味を持つ「昧 - まい」から、植物が鬱蒼と茂って暗く覆う状態を表し、「味 - あじ」から、果実が熟して滋味が生じた状態を表しているそうです。
つまり、未来の成熟した素晴らしい状態が想像できますね

羊 ひつじ・ヒツジは、穏やかな性格を持つので、山羊とともに古くから人と共に生活をしてきました。
また、神秘的な横長のその瞳は、いち早く外敵を見つけるために広い視野を確保しています。
つまり、のんびりしているようで、しっかり周囲を見渡している。それでいて穏やかさを感じさせる。だから、人を安心させ、共に暮らせたのですね。
もし、難儀なことが起こってもフワフワの毛で覆って、柔らかくしてしまい、温かく穏やかで、幸多くありますように。

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さる丸

申 -さる- 干支十二支のひとつ第9番目に数えられます。「申(呻 - しん)」には、「うめく」という意味があり、果実が成熟して固まって行く状態を表しているそうです。
亀の甲羅や水牛の肩甲骨に刻まれた甲骨文字である「申」は、稲光を左右に並べ稲妻の形を表しているそうです。稲妻を示すと「神」になりますよね。

猿 さる・サルは、人と並ぶ霊長目、すぐ真似ができるほど賢く勇敢な動物で、古来から神仏に仕えるとされていました。身が軽く敏捷な若者を例える言葉として「山猿」「海猿」などと使われますね。
「猿の赤ん坊」の飛騨弁「さるぼぼ」は、赤い猿のお守りです。母親が「猿 - えん」に因んで、縁結び・安産・夫婦円満を願い、「猿 - さる」に因んで、災難や厄が去るように、子ども達が健やかに育つことを願い作って持たせていたそうです。
猿は馬を守ると言われ馬屋の守護とされ、馬小屋に猿を飼ったり、猿のお守りをつるしたりした風習がありました。馬小屋、あるいは小屋では、聖なる姫が聖なる御子をご出産した伝承もあり、安産・無病息災を願うお守りに繋がっていったのかもしれませんね。
神仏の加護を受け、神仏の使いでもある猿にあやかり、自分の思いはしっかり申し上げ進んでいきましょう。
もし、難儀なことが起こっても俊敏に判断し、敏捷に災厄をサルことにして、幸多くありますように。

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とり丸

酉 -とり- 干支十二支のひとつ第10番目に数えられます。音読みは「ゆう」で酉の刻は18時前後の「夕刻」。「酉」は「ちぢむ」意があり、果実が成熟の極限に達した状態を表しているとされます。後に「鶏」が当てられたそうです。

鶏 とり・トリなので、すべての良いことはこりゃケッコーと「とり」こんでしまいましょう。
もし、難儀なことが起こったらひとっ飛び、幸多くありますように。
 

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いぬ丸

戌 -いぬ- 干支十二支のひとつ第11番目に数えられます。音読みは「じゅつ」なので「恤」に通じ、うれえる・あわれむ・めぐむなどの意があるそうです。

犬 いぬ・イヌの戌は、戌=滅で草木が滅し収穫へ誘うとされ、ここ掘れ「ワンワン」と誘導してくれるかもしれません。そして、犬のお産が軽いとされることから、安産祈願には戌の日が良いとされます。
もし、難儀なことが起こったらポンと新しい物を生み出して、幸多くありますように。

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亥の子丸

亥 -い- 干支十二支のひとつ第12番目に数えられます。「亥」には、草や木の生命力が種の中に閉じ込められた状態を表している「とざす」という意があるそうです。

猪 いのしし・イノシシの子は、縞瓜に似た模様があることから「ウリ坊」と呼ばれます。亥の子は、亥の月(旧暦の10月)、亥の日、亥の刻(午後10時頃)に「万病除去・子孫繁栄」を祈念して収穫のお祝いをします。
そこで、あらゆる力を抱いて花咲くように「猪突猛進」し、大きく成長ありますように。
もし、難儀なことが起こっても、その鼻の力でグッと押し切り、幸多くありますように。

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ねずみ丸

子 -ね- 干支十二支のひとつ第1番目に数えられます。「子」には「ふえる」という意味があり、新しい物事が始まる状態を表しているそうです。

鼠 ねずみ・ネズミは、牛の頭に乗って移動し肝心な瞬間に飛び出て1番を取ったり、沈みそうな船の窮地を見極め困難を回避したりする非常に賢い一面があります。その賢さから、大国主命の手助けや大黒天のお使いをし、また、繁殖力の旺盛さから「子孫繁栄」をもたらすとされています。
そこで、その鋭い判断力で状況を把握し大きく成長チューとなりますように。
もし、難儀なことが起こっても、「窮鼠猫を噛む」如く反撃し、幸多くありますように。

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うし丸

丑 -うし- 干支十二支のひとつ第2番目に数えられます。「丑」には「ひも・からむ」という意味があり、芽が発芽しようと種の中でうずうずしてる状態を表しているそうです。

牛 うし・ウシは、自身の行動時間を考慮して前日に出発した干支のお話から、自分自身を冷静に分析でき、絡む意を持つ「丑 - うし」から、頭の中で思考をめぐらし、いざ決めたら、堂々と進むことができる優れた力を持っています。
「むやみにあせってはいけません。ただ牛のように図々しく進んでいくのが大事です」 とある山房に暮らしていた明治の大作家「猫さん」は、亡くなる前に、若いお弟子さんである「やつがれさん」と「びくしょうさん」にそうお手紙に書かれたそうです。
そこで、「草木も眠る丑三時」に、動き出すのは魔物たちだけでなく、冷静な分析力と判断力でモー烈に歩めますように。
もし、難儀なことが起こっても、超然として押し進め、幸多くありますように。

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とら丸

寅 -とら- は干支十二支のひとつ第3番目に数えられます。「寅(螾 - いん)」には、「動く」という意味があり、春が来て草木が根を生じ茎や葉が伸び始める状態を表しているそうです。

虎 とら・トラは、その堂々とした姿から自身に満ち溢れ、勇敢で賢く、それでいて優しさも持ち合わせています。「虎穴に入らずんば虎子を得ず」なので、虎の行動力にあやかって、前向きに挑んでみましょう。
もし、難儀なことが起こっても「虎視眈眈 - こしたんたん」と機会を狙い良い運気をトラえ、幸多くありますように。

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